泉原ハウス

泉原という地

今から30年前、1990年代の始めに無農薬有機栽培の農業を実践するためにご友人達と土地を購入し、金武町から移住された伊藝秀信さん・敬子さんご夫妻から泉原ハウスの土地を譲っていただきました。
移住当初はただただ深い森だった泉原の地を沖縄で有機農業を目指す若者が週末に集い、切り拓いていったそうです。
泉原という名は地図にもなく今は使われていませんが、この地を慈しんで来られた方々への敬意を込めて宿の名前にしました。
泉原ハウスの目の前に広がる緑深い谷と歴史の息づかいを感じさせる諸志の集落を経て、遠くにのぞむ海の風景と静けさは私たちを魅了してやみません。

concept

オーナーのつぶやき

沖縄に何度も訪れている方が、思うままに過ごせる宿を作りたい願って、泉原ハウスを建てました。
プールもジャグジーもないけれど、自分の時間を楽しめる、シンプルだけれど必要なものは揃っている、そんな宿でありたいです。
お子さまづれのご家族には周りに気兼ねなく楽しんでいただけます。
風を感じながら、雨端(アマハジ)のデッキチェアに身をまかせて。徒歩や電動自転車での散策もおすすめです。

目の前の畑では無農薬有機で野菜やハーブを育てています。お料理に、ティータイムにご利用ください。
ダイニングには沖縄の自然や歴史、文化、信仰、そして暮らしにまつわる本や雑誌、絵本なども置いています。本を通してさまざまな沖縄に触れるのも旅の時間の一つ。
お好きなスタイルでお過ごしください。
泉原ハウスを通じて、いろいろな沖縄とふれ合っていただければ嬉しいです。

泉原ハウスをとりまく自然

県道から畜産試験場への道を左に折れると、すぐに諸志の御嶽と深い樹木の一隅があります。
御嶽は地域の住民の方々大切にしている場所ですので、立ち入ることははばかられますが、古木のガジュマルにはキジムナーが住んでいるかしらと思わず目を凝らしてしまいます。